The Day 5th(その1) 釧路から阿寒湖へ
旅行五日目。
釧路に来た観光客のほとんどは和商(わしょう)市場でお刺身をドンブリに好き勝手にのせて作る「勝手丼」を楽しむそうですが、私はホテルの隣にある釧路朝市にある食堂でほっけ定食をいただきました。注文を受けてから市場で買ってきたほっけをあぶってくれます。お腹一杯なのに、魚醤のラーメンも(半ラーメンで)いただきました。
旅の醍醐味は、その土地土地の食べ物ですね。
釧路からは240号線を阿寒湖へ向けて走ります。
過去2回とも、夏の旅で訪れる場所、阿寒湖。まりもの観光船には乗ったことが無いのですが、何故か吸い寄せられるように向かってしまいます。道内最大の「アイヌコタン」は魅力的です。
今回はここの「阿寒湖温泉 まりも湯」(公衆浴場)に行くのが目的です。
平日の午前10時。流石に誰も入浴していません。湯船の向こうにおいてある丸い木の玉は「槐(えんじゅ)」という樹を削ったものだそうで、まりもをイメージしているそうです。槐の樹はアイヌの人にとっても縁起の良い樹だそうです。まりも湯の方にいろいろなお話を教えていただき、この縁起の良い槐の樹のコースターをいただきました。ありがとうございます。お話を伺っていて、とても清々しい気持ちになれました。感謝です。
晴天の阿寒湖湖畔を後にします。今回も湖畔巡りは行いませんでした。いつか観てみたいと思います。
241号線を足寄方面に向けて車を走らせます。どこまでも真っ直ぐな道。曇天の釧路からは嘘のような晴天。上天気です。
この晴天に誘われ241号線を左にハンドルを切ります。
目の前に展開された風景にただただ圧倒されました。
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