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2007年4月

2007.04.30

更地

入院している親を見舞った。2年で3回目。今回はこれまでと違い、膝に水がたまり動けなくなってしまったそうだ。正式な診断は明日でる。最悪の場合は膝にメスを入れて関節を取り替えることになるかもしれないとのこと。。。何かに祟られているのだろうか、とおもってしまうほど、立て続けである。

今回膝を悪くした原因は引越し。実家を売り払い少し郊外に引っ込んだのだ。
3月から4月にかけて連日段ボールと格闘していたことが原因らしい。業者にもたのんだのだが、昔気質の人であるため、ほとんどを自分が入ってやり取りしていたようだ。
なぜそんなに無茶をするのだろう。病室で言い合いになった。親といえども考え方が違いすぎる。親も私に対して同じ思いがあるようだ。本当に難しい。
膝の怪我が出来るだけ軽度であることを祈るばかりである。

お見舞いの前に実家があった場所に行ってみた。
・・・そこはすっかり更地となっていた。

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こんな狭い場所だったんだ。
あらためて思い返す。

私はこの土地で生まれてすぐに九州にある父方の実家にお世話になり、生まれてしばらくしてから戻ってきたそうだが、ここはまぎれもなく「生家」である。
生まれたときに父が植えてくれた金木犀も切り倒され、本当に跡形もなくなっている。
でも、このタイミングに来て良かったのかもしれない。破壊される家をみていることは出来なかっただろうから。

この狭い空間でわたしたち家族は笑い、泣き、そして生活していたんだ。
それは紛れもない事実。この空間では「絶対○○はしない」というルールがあったが、更地になると同時にそのルールも消失している。

なんだか、すーっと軽くなったのも事実。世の中、変わらない事なんて無いんだよね。
だったら、出来るだけ良い方向に変わるよう働きかければ良いんだよね。

自分一人の力ではどうしようもない事が多い。病気にせよ、人の気持ちにせよ。
どうにかしようとして、どうにかなるのなら苦労は無い。どうにもならいことだから、人はできるだけ良くしようと努力する。わたしはまだ足掻いていたい。
往生際が悪く立って、格好悪くたって良い。生きることは格好付けることではない。必死なんだ。

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2007.04.22

フォーシーズンズホテル椿山荘東京「イル・テアトロ」

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元旦以来久しぶりにフォーシーズンズホテル椿山荘東京に食事に行きました。
前回と同じ「イル・テアトロ」

日曜日の朝にもかかわらず、かなり混んでいます。聞いてみると「団体の方が多くいらっしゃっています」とのことで、確かにみなさん顔見知りのようです。
そうか・・・フォーシーズンズホテルクラスのホテルでも、いまは団体さんを受け入れているのですね。椿山荘と併設されていることから婚礼前宿泊の方も多いとは聞いていましたが、少し驚きました。

アメリカンブレックファーストを選択しました。マンゴーのフレッシュジュースをいただきます。濃厚で美味しい。身体が目覚めてくれます。ここは珈琲をテーブル専用の魔法瓶で預けてくれます。量も濃さも好み。珈琲が欲しくてフロアにいるスタッフを眼で探す手間が省けとてもゆっくりできます。

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プレーンオムレツとクリスピーベーコンの組み合わせをお願いしました。
細かいことですが、什器もガルニチュールも前回とは変わっていました。什器に関しては好みの問題かもしれませんが、私は以前の丸皿でのお料理の方がよかったなぁ。。。
角皿だと機能的な感じもあり収まりはいいのですけど、余白部分が少なく余裕が無い感じがしてしまいました。ゆっくり食事をしたかったので余計にそう感じたのかもしれません。

オムレツは相変わらずふんわりとやさしく焼き上がっていてホッとします。クリスピーベーコンにするんだったら目玉焼きにすれば良かったのでは、とちょっと考えましたが、このオムレツを食べたいから来ているので良いんです(笑)

少しバタバタとしていましたが、ゆっくり朝食をいただき充電完了。
さあ、頑張っていきましょう!

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2007.04.14

パークハイアット東京「ニューヨークバー」ふたたび

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少しまとめたい考えがあったので平日の夕方でしたがパークハイアット東京の「ニューヨークバー」に行ってみました。ステージが始まるまでの時間帯はほぼ100%の外国人ゲストという特異な環境。しばし日本国内にいることを忘れさせてくれます。
ここで美味しいお酒を飲みながら資料をまとめていると、いろいろなことに思い至ります。
ことしはホテル戦争の一番激しい時期だそうです。都内にも沢山の外資系高級ホテルがやってきます。先日は東京ミッドタウンにリッツカールトンが開業しましたし、夏の終わりにはザ・ペニンシュラ東京が日比谷にできるそうです。
でも、私はこのハイアット系列のホテルが好きです。従業員の教育ポリシィが良いのがその理由ですが、特にパークハイアット東京はハイアット系列でも最高級グレードのため、ハードが素晴らしいですね。六本木のグランドハイアット東京もたたずまいは素敵ですが、やはりバードアイビューができるこのバーを持つパークハイアット東京は別格だと思います。

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ここではいつもハードリキュールをいただいています。
今回はバーボンを。ブラントンは一番好きなバーボンです。今回はオン・ザ・ロックスでいただきました。ちびりちびりといただきながら暮れていく東京を眺めていられるのも贅沢ですね。
書類もまとまり、ステージが始まる前に帰宅。ここだと不思議と意志が整理されます。自分にとってプラスの空間、ということでしょうか。

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2007.04.07

ブランドとデザインの関係

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何の変哲もない黒いビジネスバック。
実は昔のデザインですがCOACHのバックです。
「お、良いバックを使っているね。COACHの昔のデザインのかぁ。
革が柔らかくて良いよね~」と、思いの外いろいろな方から声をかけていただきます。

営業をやっていた友人から「使わないので」と安く譲ってもらったもの。この時代のCOACHの製品は黒主体で、デザインもシンプル。
柔らかい革、しっかりした縫製の製品でした。このころは財布や定期入れなど、小物もみなCOACHで揃えていました。

今のCOACHデザインは私には派手すぎて、とてもビジネスシーンで使える感じがしません。

COACHは日本で売れるためにデザイナーを替えて、ロゴタイプを全面に押し出したデザインに変更したのだそうです。

私は長く使える製品が好きです。その意味で私には昔のCOACHがブランドで、今のCOACHは一過性のプロダクトに感じます。

ファッションブランドって製品の性能・機能はもちろんのこと、「有名人が使っている・いた」などの逸話がつきものですが、私はそのデザインが占める部分って大きいように感じます。コカコーラの瓶やロゴタイプ、ライカのファインダーやボタン配置、ゼロ・ハリバートンやリモワの表面の凹凸など、プロダクトデザインを考えた結果ブランドになったものが多いのでは。ブランドとデザインの関係ってそれくらい密接に感じています。

昔のCOACHのデザインも奇をてらわず、必要にして十分な作りをしているように感じます。方針転換は会社の戦略でしょうが、私は昔のCOACHデザインが復活してくれたらなぁ、ととりとめもなく考えてしまっています。

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