モンブラン マイスターシュテュック
万年筆の形イメージすると、頭に浮かぶのがこの「モンブランの万年筆」という人は、私だけではないと思います。
黒い葉巻型の筒に金色のクリップ。魚雷型と言うのが正しいそうですが、オーソドックスで見た目も立派な万年筆ですね。
気が付いたらモンブランの万年筆も数本集まりました。ビンテージの万年筆はまた全然違った書き味があります。
今回は現行品でもある3本の「マイスターシュテュック」を写真におさめてみました。
左からモンブラン マイスターシュテュック 144、146、そして149の3本です。
それぞれの太さ・長さの軸にそれぞれのペン先。どの万年筆も用途が明確なんですよ。
マイスターシュテュック144は釧路に旅したときに、街の文具屋さんでデッドストックを発見して購入しました。廃盤になってから5年以上、未だに新品で残っていたことに感謝です。
細身の軸と柔らかい細字のペン先はファイロファックスのシステム手帳にぴったりで、スケジュールやちょっとしたメモを書くときに重宝しています。
マイスターシュテュック146は80年代製造のこれまたデッドストック品。銀座のユーロボックスさんで調整してもらいました。細字。ペン先が現行品のツートンカラーのものではなく、当時の金一色のものです。ペン先の柔らかさも全く違いますね。とても素晴らしい書き味に調整していただいています。時々会社に持っていき、会議などの筆記の際に使っています。
マイスターシュテュック149。とても大きな万年筆です。現行品の中字のペン先。実はこの149を私は自宅で一番よく使っています。キャップをつけないで書くと、軸の長さと太さが丁度私の手に収まりが良く、少し固めのペン先は、たとえば寝起きの状態でもすらすらと筆を走らせる事ができ、重宝しています。ベストバランスは上の146なのでしょうけど、149にはこの大きさならではの使い易さがります。決して見栄を張るための万年筆ではなく、道具として良くできた万年筆でした。使ってみてその良さがわかりますね。
それぞれの万年筆で書くときのの自分の気持ちの違いが楽しくて、使い分けています。ただの万年筆好きの道楽ではありますが(笑)良い道具で書くと良いアイディがが浮かぶから不思議です。プラシーボ効果なのかもしれませんが。。。好きなモノを使うことって、刺激になって良いですよね。
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント
こんにちは。
楽しく拝見浅瀬手いただきました。
私は146しか持っておりません。
149、素晴らしいですね!羨ましいです。
いつかはきっと149を手にしたいものです。
とかくいろいろと言われているモンブランですが、146と149は永続して欲しいものです。
投稿: 龍の尻尾 | 2016.05.25 10:52