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2008.12.23

Pelikan M1000 BBB

Pelikanm1000_0002

久しぶりに万年筆を購入しました。

ペリカンのM1000 緑稿 ニブ3B

万年筆が好きになってから約1年。その間、さまざまなブランドの万年筆を使いました。
どの万年筆にも想いがあり、そのときの自分の気持ちによって、使い分けてきました。

アウロラのイタリアンフラッグは気持ちが華やいでいて軽やかなときに

八雲塗りのモンブラン149は自宅でかっちりとした文字を書きたいときに

中屋の漆塗りは細字でしっかりした文字が書きたいときに

ペリカンのコンコルドは大切な人に手紙を書くときに・・・

実は私はペリカンの万年筆が一番相性が良いように感じていて、使い心地のよいものを求めて随分本数を集めてしまいました。
205デモンストレーター、300(橙、緑)、405、500、605コンコルド、730,805。

そしてついに、ペリカンも「あがり」の1000番にたどり着きました。

この一年で随分筆圧は軽くなり、万年筆を「握る」のではなく、「手を添える」だけでするすると文字を書けるようになりました。
去年405を購入したときのことは忘れられません。頭でっかちに「緑稿の800」と思ってお店に伺い、いざ書き始めてみると、その圧倒的な重量感に「!」。絶句です。
ボールペンの筆記に慣れていた筆圧にも問題があり、まずは405からスタートしたのでした。
その時に言われた「万年筆の自重にまかせて文字が書けるようになるまで、800や1000はおやめになった方がよいですよ」という言葉もまだ覚えています。

あれから一年。毎日のように万年筆で文字を書き、ようやく言い出せる時になりました。

フルハルターの森山さんには本当にご無理を言って、すでに入手不可能となったBBB(3B)のニブを入手していただき、調整も3Bのまま、研ぎ直していただきました。ありがとうございます。

Pelikanm1000_0003

この森山モデルとも森山スペシャルとも言われているペリカンM1000 BBBを使うことで、万年筆を使うわたしの人生において、どんなに豊かな時間をいただけることか。
夢のような書き心地のM1000を手に、大切な人に手紙を書きたくなりました。

比較のためにペリカン500の茶稿と並べてみました。やはり特別な万年筆という風格があります。

Pelikanm1000_0001_2

今年最後の買い物は、自分の生活を豊かにしてくれる魔法の道具でした。

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コメント

久しぶりの万年筆ということで。

いよいよM1000ですね。個人的には、M1000と3Bは決して
実用的なサイズとニブだと思いませんが、やはりそこを
目指すものなんですねぇ。楽しいやら切ないやら。

僕も今年は何年ぶり、いや何十年ぶりかでM800を
購入しました。
へミグウエイとロレンツォ・デ・メディチという
'あがり'までは、まだまだです。


投稿: tommy | 2008.12.23 22:51

>tommyさん
お久しぶりです。早速のコメント、ありがとうございます。
M800をご購入ですか。すばらしいです。

今日は日本橋丸善でアテナインクを買って参りました。よいインクでしたよ。それと、こちらは日本橋店限定の「鳩羽鼠」色のインクも(笑)渋めの発色でした。

万年筆はしばらく自分に余裕がなかったので、あまりケアできていませんでした。だめですねぇ。人は余裕を無くしてしまっては先細るだけだとよくわかりました。

ペリカンM1000ベースの「マルゲリータ」や「ヘラクレス」は欲しかった万年筆でしたが、ここは原点回帰、オリジナルの「Simple is Best」を感じてみます。
ちなみにM805は「F」を使っています(笑)太くて重い軸に細いペン先は、私にはちょっとだめでした〜(u_u。)

投稿: tomizo | 2008.12.23 23:22

アテナインク、どうですか?

僕は小心者なので、どうも万年筆のブランドとインクの
ブランドが合わないといやなので、ペリカンにはペリカンの
インクです。ウォーターマンのハバナはとても気に入っているカラーなのですが、ウォーターマンをそもそも持って
ないので、使ったことありません。

「マルゲリータ」はまだしも、「ヘラクレス」はとても
重くて、使える万年筆ではないような記憶があります。
見て、楽しむものですね。

たしか、M805のFのブラック軸を某S君が使ってますね。
彼曰く、Fがいいとのこと。確かに、ノートに書くには
Fがよさそうですが、逆に普段使いには、805は
大きすぎるのではないか?と。

太軸には太いペン先がよいような気がしますが、逆に
M400のホワイトトートイスあたりにBというのも
なかなかイケテル気がします。

投稿: tommy | 2008.12.23 23:41

アテナインクはフローがとてもよく、実はひっかかりを若干感じていた805に入れてみたところ、とても良い結果が出ています。それまではペリカンのロイヤルブルーを入れていました。粘度が違うのでしょうね。
ハバナも相変わらずアウロラの#013で素敵な褐色を紡ぎ出してくれています。

私も普段使いの万年筆は400やモンブランの144クラスがベストと感じています。ヘラクレスは「重い万年筆」が大好きだった頃の一番のあこがれでしたね、調整済みのヘラクレスは本当に自重で線がするするとどこまでも出てくることに感動しました。値段もヘラクレス級でもっと驚いたのを覚えています(笑)

実はM300緑はBBのペン先にしてもらいました。
小さいボディに太いペン先(しかも柔らかい)は楽しい文字が書けますね。

わたしはトレドに手を出していませんが、怖いので意図して触らないようにしています(笑)

投稿: tomizo | 2008.12.24 05:59

トレドのボディとキャップのバランスは最高です。
出費を恐れず、是非、お試しを!!

インクとブランドは実はあまり関係ない気がしてます。
メーカーの策略ですね。

投稿: tommy | 2008.12.24 23:05

わたしはキャップを付けずに左手に握りしめて書く癖があります。
キャップ無しでもバランスの良いトレドは900でしょうか。。。
うーん。コレばかりは相性もあるので、実物を試し書きでもして
みましょうか。書斎館あたりがよいかな。。。

今はインク専門のエルバンなどのブランドのインクもありますし、フローが悪い場合は使わないなどの対応で使える色の幅が広がれば楽しいように私は感じています〜

投稿: tomizo | 2008.12.25 01:04

万年筆で書くときにキャップを後ろにささないで、そのまま
書く方がいるのですね。ふ~ん。僕は必ず、さして書くので、不思議な感じです。確かにバランスは、まさに個人差なので、試しが書きするしかないですねぇ。僕はトレドの
重厚感があるとこが気に入ってます。好みも個人ですが。
是非、お試しください。

投稿: tommy | 2008.12.25 22:14

モンブラン149や1446など、キャップをはめるとバランスが極端に変わる万年筆が数多く集まってしまい、自然と軸だけで書く癖がついています。すべてキャップをはめて書けるペリカンの構造はよくできていますよね。
スターリングシルバーの万年筆が好きだった頃、50グラム超の万年筆が頼もしかったので、トレド級の軽さの万年筆は空白地帯でしたよ。
ペン先が柔らかい730のような逸品に出会えたら良いのですが。。。
週末にでも、銀座のユーロボックスにでも行ってみましょうか(笑)
(※あそこにはモンブラン22を修理で預けたままになっていたので、取りに行ってきます〜)

投稿: tomizo | 2008.12.26 02:40

一定の重量感のある万年筆は持ってて頼もしくて好きですが、胴軸が普通のもので、キャップのみスターリングシルバーはバランスが合いません。どうやらキャップがシルバーのものはtomizoさんのように、キャップは、ささないで利用するものなんでしょぅかねぇ。謎が解けました。

銀座のユーロボックスですが、すっごく味のあるビル
ですね。僕はユーロボックスって池袋と思っていたん
ですが、移転したんだ、知らなかった。先日、日曜日に
行くと閉まってました。残念。

投稿: tommy | 2008.12.26 07:50

ペリカンは600クラスまではキャップを付けてかいていますね。なので400と同じ大きさの730にもキャップを付けて使っていますよ。
モンブランの1441も持っていますが、キャップだけ935シルバーの万年筆は後ろにバランスがくるので、慣れるととても書きやすいですね。
あ、でも、146はキャップを付けないで書いている(笑)
あまり定義を付けてないかもしれません。
雑誌の受け売りですが、ヨーロッパの方は比較的万年筆のキャップをつけないで書いている人が多いとのこと。アウロラの社長のインタビュー記事で言っていました。好み、ということでしょうかね〜

投稿: tomizo | 2008.12.27 07:07

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