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2009.12.19

パイロット カスタム845

Dsc_2241

夏前にオーダーしていながら、諸般の理由で暮れも押し迫った今、うちにやってきてくれたのが、パイロットの万年筆「カスタム845」
(※製品の特徴はこちらをどうぞ)

エボナイトを削り出し、国産の漆を3度塗りした軸は軽く、モンブラン149と同じくらいの長さの大型万年筆のわりにはとても軽やかです。
もっとも、漆の感じは中屋万年筆のピッコロの漆塗りのほうがしっとりしている印象です。

ペン先は18金の15号。とても柔らかいですね。ニブポイントは「BB」を中字程度に削りだしていただいています。

派手さは無いですが、しっかりと質実剛健な万年筆です。
インクは純正のブルーブラックを入れてみました。仕事で真面目に使う万年筆という印象。会社のデスクペンはカスタム742のFを使っています。15年使い込んだ万年筆は書き味がこなれてとても滑らかです。このカスタム845が書き味がなじむ頃、私はまだ会社員でいるのだろうか??と考えてしまいました。

アウロラやヴィスコンティとはまったく違う世界観の万年筆。襟を正すには良いですね。

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P1040281



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コメント

これは、また、とても美しい姿ですね!
漆ですか。いいですねー。
柴田是真展で、江戸の漆作品をたくさんみたので、
よけいに漆に親近感を持ってますw

ニホンの美(´∀`)

イカ、ニブの用語解説をありがとございましたw
いやぁ。奥が深いなぁ!


投稿: ぽー | 2009.12.19 23:58

ぽーさん

コメントありがとうございます。
お話したとおり、現在、このこはあまり好きになれていないのです。正直に言いますけど。。。
まだ、私がこの万年筆の凄さを理解できないガキなんだと思いますが、ニホンの美は中屋万年筆や山本漆器店の万年筆にすでに感動しているので、パイロットの漆塗りにはそれを感じられないのも正直な感想なのです。
10年後にこの自らのコメントを読み返してみたいと思います。

投稿: tomizo | 2009.12.21 23:28

はじめまして 私も1度は購入を考えたカスタム845
まだ考えてるんですが・・・
先日三越万年筆フェアーで742ペン先FAの柔らかいペン先をさらに私好みに調整して頂きました 842は私の手に試書きしかしてないのですが馴染まないんです
相性の良いのに出会ったら購入予定なんですが・・・

投稿: 村上三千男 | 2010.03.24 12:38

>村上さま
コメントありがとうございました!

私はデスクペンとして、14年前に某雑誌の懸賞用として使われていたパイロット742のMを使っています。無調整ですが歳月を経て、すばらしい書き味となっています。

案外、名品は身近にあり、ということかもしれませんね。

まだまだ深い万年筆の世界、と感じ入っています。

投稿: tomizo | 2010.03.26 00:18

Taron35さんのコメント、拝見しました。おっしゃる通り「カスタム845」は、地味な万年筆ですね。しかし、地味であるがゆえに漆の美しさが映えていて、機能美とも評すべき極めて日本的な万年筆のひとつではないかと思います。備前焼や輪島塗と同じように、じかに手に取り使ってみて、初めてその魅力が理解できる器かもしれない、とも思っています。Taronさんが「あまり好きではない。」とおっしゃりながらも、わざわざコメントを掲載されたのはやはり、845にはそれだけ心に留められるものが、あったからではないでしょうか。差し出がましいことを申し上げました。お許しください。かくいう私もまた、845を愛用しています。なお、私の845は、2006年に神戸の「ナガサワ文具センター」より発売された限定品の朱塗軸で、ペン先はBB、入れているインクもオーソドックスにパイロットのブルーです。ついでながら私はパイロットとともに中屋万年筆も愛用しています。

投稿: チンフア・シンロン | 2010.04.12 01:16

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