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2010.01.17

SHEAFFER LEGACY Heritage "KING'S GOLD"

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クラシックコンサートの帰り道、新宿伊勢丹8階に立ち寄ったのが運命の出会いでした。

何気なく万年筆コーナーをそぞろ歩きしていたところ、見慣れない金色の葉巻型の万年筆が目に留まりました。ショーケースの一番右側の下段、もっともお手頃価格帯の場所です。それがこのシェーファーの万年筆。

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他のシェーファーは平段ではなく左側の立段に神々しく陳列されています。
「なぜ、この万年筆だけ?」と思いながらも店員さんに出していただき試し書きをしてみます。

レガシーヘリテージ特有の葉巻型の太いボディに特徴的なインレイニブ。シェーファーの万年筆にはお約束のホワイトドットがクリップ上部に輝いています。ボディは金属特有のひんやりとした冷たさを持っています。そしてズシッとした重み。樹脂やエボナイト&漆、ブライヤー、セルロイドの軸などとは明らかに違う感触と重みです。

ニブは「F」。付けペンで試し書きしてみると、すーっと細くて綺麗な線がずっと書き続けられます。

太くて重いボディに細字のペン先。

これ、最近わたしが「いいなぁ」と感じている万年筆の条件なんですよね。

私が持っている中ではモンブラン149がこれにあたります。

この149は年式で言うと「開高モデル」と言われる時期のもので、(1970年代後半から80年代前半に製造されたもので、ニブは「14C」の中字、バイカラーで中白ペン先。ペン芯が2段)わたしは「細字」を持っています。
書き味はきわめてソフトで、筆で書いているような滑らかさを持ちながら、しっかりとした文字が書けます。

でもね、この149は毎日持ち歩くには勿体なくて・・・
年式もあるので、結局自宅での書き物で使っています。

そんなわけで、「太めの軸で細字が綺麗に書ける普段使いのできる万年筆」が欲しかったんです。

色はゴールド&ブラック。ボディには格子柄が彫刻されていて、龍の鱗のよう。一件して「派手」な万年筆です。

キャップは勘合式。カチッとしっかりとした音で蓋が開け閉めできます。
キャップを外したときに現れるのが、ブラックを基調とした金色の菱形模様。インレイニブが登場します。

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なんだろう、セクシーなんですよね(笑)

でもね、最近の私は「あったら良いなと思うモノは、無くても良いモノ」と自分に言い聞かせることにしていまして、この日もその呪文を唱えながら、伊勢丹を後にしました。

・・・で、今日。
私の手元にこの「キングスゴールド」がやってきました(笑)

やっぱり理想型なんですよね。これ。
しかも、この「キングスゴールド」は型落ち品らしく、すでに2009年のシェーファーのカタログには掲載がありません。そのため、お値段も「とっても」お手頃でした。
(正直、伊勢丹の万年筆売り場でこの値段で万年筆が買えるとは思ってもみませんでした!)

帰宅して、好きなロイヤルブルーのインクを入れて万年筆を走らせてみます。
うん!とても良い書き味です。そしてこの万年筆はバランスもとても良いことがわかりました。

家には1936年製のシェーファーの茶稿が1本あります。これも細字なのですが、ペン先がもの凄く堅いんですよね。でもインクフローが絶妙で、細字が切れ目無く書き続けられます。
今回家に来たキングスゴールドのペン先はとても柔らかく、インクフローも適切で良いですね。

と、べた褒めの日記になってしまったな、と読み返してみて我ながら呆れてもいますが、今の気持ちそのままなので、アップしてしまいます。

去年のパイロット845で万年筆道は終了かと思っていたのですが、まだまだ世の中には知らない万年筆が多いことがわかり、今年も気をつけて街を歩こうと思っています(笑)

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