日本通信のニュースリリース 「本来あり得ない理由で」
日本通信のニュースリリースが話題となっている。
WiFi3出荷停止、本来あり得ない理由で
http://www.j-com.co.jp/news/release/1303.html
ネットニュースでも取り上げられていますね。
<Gigazine>
「WiFi3出荷停止、本来あり得ない理由で」として日本通信のb-mobile4G WiFi3がSIMロックされていたことが判明
http://gigazine.net/news/20130614-b-mobile4g-wifi3/
<ITmedia>
日本通信、SIMロックのため新Wi-Fiルータを出荷停止 「本来あり得ない理由で」のフレーズも話題に
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1306/14/news128.html
ITmediaの記事ではさらにこんな内容まで報道されていました。
ネット上では、プレスリリースのタイトルの一部にあったフレーズ「本来あり得ない理由で」がそのキャッチーさゆえ話題に。Twitterでもハッシュタグが登場し“大喜利状態”となり、一時はTwitterの地域トレンドにも入る事態になっていた。
具体的内容は各記事に譲りますが、ニュースリリース(プレス発表)の「流儀」(お手前)として、このタイトルの付け方ならびに本文の記述はあきらかにイレギュラーです。
この後、この記述手法について、いろいろな方が分析される教材となることでしょう。
私が感じたことは、「ここまで書くなら、なぜ緊急記者会見を行わなかったのだろうか」ということ。発売予定日の当日での出荷停止に関して、発売を楽しみに待っていた可能性のある利用者への配慮はどう考えていたのかな、と。
BtoB企業でもあり、同時にBtoC企業でもある企業として、経営陣が記者会見でメディアを通じて直接世間に訴えかけることは、このリリース文章の効果を数倍にも上げることになったことでしょう。自社が「使命」とまで考えていることを伝える絶好の機会だったように感じました。
今後同社がこの件をどう進めていくのか、ウォッチし続けてみようと思います。
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