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2020.09.13

Leica Dlll を再購入

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2020年8月のおわりの頃に、浅草の早田カメラさんで、バルナックライカのDlll型を購入してきました。
以前も保有していたDlll。そのころはブラックペイントボディに、ニッケルエルマーがついていました。シリアルナンバーから1938年製のものだったと記憶していますが、何かのカメラを買うために下取りに出してしまい、手を離れました。それ以来のバルナックライカです。

もともと私は、亡くなった父が使っていたレオタックスKを使い始めたのが、カメラ趣味をはじめたきっかけでした。30代のはじめのころ、無趣味だった私は「何か趣味をつくらないと」と、へんな焦りがあり、急激に保有カメラの数を増やしていきました。ときに空前の「ライカブーム」のころ。私も自然とバルナックライカからM型ライカへその興味関心が移り、自分の生まれ年に製造されたM4や、M6TTLの限定モデルなどを買い、また「年齢と同じ画角が使いやすいレンズ」という記事などを読み合点し、35歳の時にM型のズミクロン35ミリ(第四世代)などを買い込んだりと、ライカへの散財を続けていました。

時に令和2年の夏。デジカメの性能もいきつくところまで来て頭をうち、新型コロナウイルス感染拡大の影響もありデジカメ市場の縮退が報道されたり、オリンパスがカメラ事業から撤退を発表するなど、スマホに駆逐されたカメラ市場全体の縮小が明らかになったこの時期に、なぜか何度目かの「フィルムカメラで撮りたい」症候群が盛り上がり、原点であるバルナックライカの買いなおしに至りました。

前置きが長くなりましたが、今回購入したDlllは、シリアルから調べると1935年(昭和10年)に製造されたもののようです。
バルナックライカを選ぶ際、いろいろ悩みますよね。
・第二次世界大戦よりも前のモデルか?それともあとのモデルか?
・完成形と言われているlllfがやはり良いのではないか?セルフタイマーもあったほうがかっこ良い?
・いやいや、やはり最終型のlllgでしょう。ブライトフレームが美しい!
・板金ボディこそ、バルナックライカの王道。手に収まるサイズのものを持たず、何故バルナックライカを買うのだ?
・ニッケル素材&ブラックペイント&象嵌の機種こそ、バルナックライカではないか?
・1/1000のシャッター速度は必要か?また、1/20以下の低速シャッター(ガバナー必要)は必要か?
・レンジファインダーとアイポイントの距離が離れていると不便?
・外付けビューファインダー、買う?

わたしは「バルナックライカらしいボディを買いたい」と思い、またお財布具合の関係からDlllまたはlllaに的を絞り、お店に伺いました。
当時、店頭にはDIIIとIIIaが一台ずつ在庫されていました。ともにシルバーボディ。この時点でブラックペイントはあきらめていました。(なぜか「今日、この店で買う」という、強い決心で訪問していましたw)
手に取って動作を確認。両機とも(このお店の機種ですのであたりまえですが)機関に問題なく動作しています。さて、どうしたものか・・・

ここで決め手となったのは、Dlllのボディの発色でした。シルバーの発色がとても煌びやかだったんですよね。
「ああ、このボディは『シャイニークローム』というメッキなんだよ」と早田さん。
初期タイプのメッキは、その後のメッキと違い、細かい梨地で光沢のあるものなのだそう。なるほど、最近の塗装ではまず見ることができない仕上げの塗装ですね。シャッター最高速1/500はレオタックスKと一緒。困ったことは・・・なかったよね?

このライカに決定しました。

早田カメラさんではストラップと、フィルムカッターをおまけにつけてくださいました。ありがたいことです。適当に先を切ってバルナックライカにフィルム装填していましたが、フィルムカッターをつかうことで、フィルムの切れ端がカメラボディ内でちぎれたりせず、装填できそうです。

このライカには、1938年に製造されたズマールを使うようにしています。エルマーのほうが小型軽量ですが、絞りの操作がしにくいあのレンズは厳しく、また、このズマールは2000年頃に「高橋さんに磨いてもらったもの」として販売されていたLレンズですので、この機会に引っ張り出しています。別途もっていたズマールの専用フードを掘り出したり、5cmの外付けビューファインダー(SBOOI)を買い足したりと、忙しくしています。

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フード無しで撮影すると、思いっ切りゴーストの恩恵を受けます。

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スマホやデジカメに便利なことや仕事の写真などは任せて、撮りたいと思える風景や事物に出会ったときや、大切な時間を残したいときなどにシャッターを切りたいですね。
ライカは持ち歩いてこそ価値のあるカメラなので、しばらくは毎日持ち歩いてみたいと思います。

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