Minolta SR-T101 Black
修理に出していたミノルタの機械式一番レフカメラ SR-T101が戻ってきました。写真は一緒に付いていた「緑のロッコール」55mmF1.7です。
ときどきカメラ機材を購入しているカメラショップから購入した「訳あり」品でしたが、ボディもレンズも要修繕状態でしたので、いつもの新井薬師のファクトリーへ持ち込み、修理をお願いしてきました。
さきほど受け取ってきたのですが、修理内容は多岐にわたっていました。
■ボディ Minolta SR-T101
・各部点検整備
・露出計不動の修理
・高速シャッター精度不良修理
・モルト交換
・シャッタースピード点検調整
・ミラー駆動部点検調整
・ピント精度点検調整
・巻き上げ機能点検調整
・露出計点検調整(1.5Vで調整)
・ファインダー清掃
・各部清掃、注油
●レンズ MC ROKKOR-PF 55mmF1.7
・絞り羽根の粘り修理
・絞り羽根点検清掃調整
・レンズ清掃
・ピント精度点検調整
・ヘリコイドグリスアップ及び調整
・各部清掃、注油
大がかりな整備、調整をしていただきました。そのおかげで、とっても快適・快調な状態となりました。
写真家の赤城耕一さんはフィルムカメラ関連の本をよく書かれていますが、その彼が最近上梓された「フィルムカメラ放蕩記」では#01がこのミノルタのSR-T101でした。このページには、ミノルタの露出計技術(CLC採光)のお話しもあります。ぜひお読みいただければと思います。
そういえばこのSR-T101には視度補正機能は無く、純正の視度補正レンズも見つからないのですが、何故かNikonの視度補正レンズ「DK-20C」がピッタリ合うんですよね。オークションなどで探している方は代替品ですが現行品のこちらが良いですよー。
フィルムで撮ることはいまやとっても贅沢なことになりましたが、まだ続けてみたいと思っています。
昨今はCOVID-19のデルタ株が蔓延し、終息が見えないこんなご時世ですが、明日にでもフィルムを詰めて散歩の友として連れ出してみようかと。
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