ユンハンスのウエストミンスター時計
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朝のお散歩で見つけた置き時計。
ご近所で最近廃業した喫茶店の裏に「ご自由にお持ち帰りください」と書かれた大量の段ボールが出されていた、何気なくみていたらこの置き時計を見つけました。
最初はクオーツ式の置き時計かと思っていたのですが、どうも違う感じ。
手にとって見ると、それは機械式(ゼンマイ巻き)の時計でした。自宅に持ち帰ってしげしげと見てみます。
裏面を開けてみると、大きなゼンマイが二巻き。これが動力なのですね。
30分ごとに時打ちをし、正時にはきちんとチャイムも鳴ってくれます♪
とはいっても、少しだけ遅れ気味のこの時計。オーバーホールをしてあげたほうが良さそうです。
ようこそ我が家へ。喫茶店にいたころは、そのお店の顔役だったであろう時計君。
第二の人生は我が家でのんびり過ごしてくださいね。
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幕張メッセで開催されたDREAMS COME TRUEのコンサート「みんなで金環食する?LIVE 2012〜CREATE THE FUTURE〜」に行ってきました!
15時開場。会場はオールスタンディング。およそ2万5千人の来場者があったそうです。
今回のコンサートは1990年代にドリカムの「時間旅行」に歌われた「2012年の金環食」を目前に控えた東京で開催される、という、ファン好みのステージでした。
会場の音響はサマーソニックで体験済みでしたのであまり期待していませんでしたが、吉田美和さんの声がかすれ気味だったのが気になりましたね。結婚発表(その他ファンサービス)もステージで行い、お祝いムード満載のコンサートでもありました。おめでとうございました!
15時過ぎに入場してしばらくしてからコンサートグッズを買いに行ってみたのですが、軒並み売り切れだったのは、残念でした。。。午前中からグッズだけは先に買えたそうでして。。人気コンサートはこういう事前情報は必須ですね。次回何かの機会に注意しておきます。
明日の東京は天気どうでしょう?金環日食は見られるのか?期待しましょう。
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先日の「骨董ジャンボリー2009」ではキンツレーの置き時計が一番の買い物でしたが、なんと別タイプのキンツレー置き時計がネットのアンティーク通販サイトで出ているのを見つけてしまい(しかも、かなり値段がお手頃)、クリックしてしまいました。
それが、写真のKIENZLEの置き時計。
文字盤の4時から5時の部分のガラスに欠けがあり、これが値段が安かった理由だと思います。が、良いんです。自分で使うものなので。
完品だったらもっと凄い値段になっていたかと思うと、この値段で来てくれてありがとう、とすら思っています。
骨董ジャンボリーで購入したキンツレーの置き時計はいわゆる「8日巻き」。今回のは「6日巻き」。ぜんまいのノブの雰囲気も違っています。
そして一番の違いはそのフォルム。
今回購入した置き時計は「斜め45度」なんです。
こんな置き時計、初めて見ました。
おそらく、デスクに置いたときの視認性を高めるためにこのようなデザインを採用したのでしょう。かなり場所はとりますが(笑)、抜群の見やすさです。
今は、パソコン用の座卓の下に置いて、チラ見できるようにして使っています。
真鍮のボディと琺瑯製ローマン数字の文字盤。ローマン数字のデザインは微妙に違っています。いつ頃の製品なのでしょうね。時計としての機能はほぼ問題なく、年代物の割には良い精度だと思います。
部屋に時計が増えましたが(笑)、結構楽しいものです。
骨董市も楽しみになりますね。
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久しぶりに腕時計を買いました。
スウォッチのアイロニーシリーズ。 Heracles(ヘラクレス)
2005年秋冬モデルのリバイバル品だそうです。
腕時計を買うときのポイントはシンプルです。
・機械式もしくはソーラーなどのエコ発電できる機種
・文字盤にはかならず日付表示付き
あとはデザインの好き嫌いで選んでいますね。
ヘラクレスは私の好きな濃紺や青をポイントとして使っていて、とても使いやすそうなデザインに仕上がっています。文字盤の6時の位置に日付表示。自動巻で裏蓋スケルトン仕様。文字盤はローマ数字でギョーシェ彫りが施されています。そして針はブルースチールっぽい雰囲気もあり、さらに「ブレゲスタイル」です(笑)
お安くてセンスの良い時計が多いスウォッチですが、久しぶりに買いましたね。
カジュアルにもスーツにも似合いそうなデザインですので、しばらくカジュアルな場などで使ってみたいと思います。
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セピア色がとても似合う金無垢・ハンタータイプの懐中時計です。
製造メーカーは「イリノイ」。1911年製。直径47mm(サイズ12)、重さ 約70グラム 15石の懐中時計です。
資料によると1927年にハミルトンに買収された技術力に優れた米時計メーカーとのことです。日産に買収されたプリンス自動車のような存在とでも言いましょうか。
(こちらの方が書かれた内容に詳しくかいてあります)
今回はヤフーオークションで落札しました。
質感はきわめて繊細で柔らかい印象。およそアメリカが作った製品とは思えない(失礼!)クオリティです。フィラデルフィアというケースメーカーが作った20年保証金張りケースが魅力で、9時付近にある琺瑯のニュウも、ブルースチールの針のカスレも、時代を考えれば当然ですよね。むしろ約100年も前の機械がきちんと動いていることが凄いと思います。
金無垢の懐中時計なんて、物語の世界だけのものかと思っていました。まさか自分が所有するとは考えてなかったのですが、これはこれで良いですね。パーティなどエレガントな場面で実力を発揮してくれそうです。
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セイコーが作った傑作鉄道時計「19セイコー」を購入しました。
2個目の懐中時計です。しかも今回もバースデーポケットウォッチ。
機械式時計の修理で有名な時計師 本間さん(ホンマウォッチラボラトリー代表)のところに直接伺い、購入してきたものです。(こちらが地図。地図は人柄を表す、といいますが、こんな緻密な地図を書かれる本間さんにはお会いする前から信頼度が上がっていました。)
本間さんとは事前にメールをやりとりしていて、自分が希望する年代の「19セイコー」をお知らせしておきました。
そして地図を頼りに伺ったところ、本間さんはすでに一番状態の良い機械をオーバーホール中でした。「この機械に気に入ったフェイス&ケースをあわせましょう。事前に綺麗なのを10個ほどえらんでおいたから、この中から好みのを選んでくださいね」と、手早い。今日伺って今日持ち帰ることができるとは思わなかったので、わたわたと見比べます。
わたしの生まれ年、昭和42年は19セイコーにとっては分岐点の年だったようで、針がブルースチールとブラックスチールのものと、混在している時期でした。ひとつ、ブラックスチールのものでとても綺麗な文字盤&ケースのものがあったのですが、素敵な輝きのブルースチールのものから一台を選びました。
鉄道時計は仕事で使われてきた時計だけに、スレやアタリなどがどうしてもあります。まあ、それがかえって「景色」となっていると感じますね。新品には無い風格、とでも言いましょうか。ハック機構とは違うそうですが、竜頭を上げておくと0秒のところでスモールセコンドは止まるようになっていて、朝の駅舎でのミーティングでは駅長や助役、車掌などが集まり、時報に合わせてみなで同じ時を刻むようにしていたそうです。
その他にもいろいろな話し本間さんからは伺えました。その中で、「今の技術でコレを作ったら、一台50万円ではきかないでしょうね」というお話がありました。
カメラ、万年筆、時計・・失われた技術の再生にはとてつもない時間とお金がかかることになりますね。レンズ職人の高橋さん、万年筆マイスターの森下さん、藤井さん、ペンドクターの川口さんなど、いろいろな職人の方々からお聞きした同じ言葉を、本間さんという時計師の方からも聞くことになりました。
アンティークなもの、クラシックなものは、そのメンテナンスも大切ですよね。
この道具の性能を最大限に引き出せる職人の方々の技術があるからこそ、私のような利用者は安心して使うことができるわけですね。感謝です。
素敵なセーム革の懐中時計ケースと組紐をおまけにつけてくださいました。大切に使わせていただきます。
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懐中時計は身につけて居てこそ役目を果たすのだけど、文字盤の大きさから置き時計としても使えることに気が付き、相応しい「置き台(ホルダー)」をあちこちで探してみました。
アンティークブロンズで出来たものもありましたが、あまり大げさなモノはどうも。。と思っていたところ、素敵なものを2つも見つけることができました。
その1:硝子の器
ジュエリーを置くための器として作られたようですが、懐中時計のケースのサイズとくぼみ直径が丁度よく、編み紐が好いクッションとなり角度が付き、丁度見やすい懐中時計ホルダーになりました。ずっしりと重いポルトガル製の硝子の器。夏向きです。
その2:スタンド・ロボ
ボルト・ナットで出来たロボットの置物を製作している「kurobo工房」の特注品です。
懐中時計用のアクセサリースタンドロボ(70グラムまで可)を、今回300グラムの重さまで耐えられるように補強していただいています。
アクセサリースタンドロボは一点モノで、表情がそれぞれ微妙に違うそうです。
たまたまご相談した時に「ちょうど工房で作品をつくるタイミングだったので、よかったら特注で作りましょうか?」と快諾いただき、今日我が家にやってきました。
ちょっとしたアイテムのおかげで、懐中時計がますます身近に感じるようになりました。
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不思議なもので、懐中時計を使うようになってから、時間の感覚が変わりました。
それまでは神経質なくらい「何時何分」が気になっていました。
「時は金なり」「時間を制する者はビジネスそのものを制する」など、時間というものの価値をものすごく大切にしていました。
また、私の仕事も時間で動く内容のものが多く、腕時計はかならず日付付きで、時刻の狂いのないことが基本でした。
ところが。。。
懐中時計を使うと、なんだか時の流れをギチギチと意識せず、一定の時の流れの中のポイントとして「今」を感じるようになりました。
なんか、ややこしく書いていますが、要は「今、だいたい○時25分前後」なのねという、大まかな時間のとらえ方でも気にならなくなりました。
もともと時間に余裕をもって行動していたので、客先に出向く場合も、アポの20分くらい前には到着していることも多く、「もうそろそろ受付にいくか」という感じです。
当然、打ち合わせの時にも左手首を「チラッ」と見ることはなくなりました。
なんだか、左手をぐいっと挙げて腕時計を見る仕草は、それが無意識の行動でも、相手には「今オレ、忙しいんだよね」「あんまり話に興味ないんだけど」と言っているようでいやでした。やめようと思っていた悪い癖でしたが、なかなか改まりませんでした。
懐中時計を見るためには、意識して時計を取り出す必要があります。このオーバーアクションがかえって無言で無意識の行動を抑制することができています。
1つのアクションが変わることで、人間、余裕が生まれてくるものですね。
表情にも険が立たなくなったと、自覚しています。
服装を選ばないタイプの懐中時計を選んだおかげで、今日みたいにジャケットにジーンズというラフなスタイルでも懐中時計は活躍してくれています。
時間にしばられず、時間のながれを自然と意識する生活に。
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