アナと雪の女王【字幕版】を観てきました
れりごー。 れりごー。 (笑)
良い映画でした。
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映画 『ツレがうつになりまして。』 を観てきました。
良い映画でした。席はほぼ満席。女性のお客様が多かったですね。
うつ病の人への対処方法に関する映画というより「ある夫婦のお話」だと、事前に読んでいた宮崎あおいさん・堺雅人さんへのインタビュー記事の内容を頭に入れて鑑賞してきました。
こういう映画だと、極端に症状を強調しがちですが、本作品ではうつ病の心象描写もかなり丁寧に描かれていて好感が持てました。堺さんの演技もとても丁寧でやわらかいものでしたね。
体中が痛くなったり不眠、吐き気、頭痛が同時に発生したり、急に元気になって活動的になったり、普段何気なくできている料理の手順や味付けがわからなくなったり、一日十数時間もネットに接続してコミュニケーションしていたと思ったら、反対に何もする気にならず一日十数時間も寝ていたり。。。
うつ病の症状には個人ごと、毎日の振れ幅の差がありますね。
また本作ではまわりの人の無理解と無神経な言動、無神経な振る舞いが本人には本当に辛いものだと描く部分が随所にあり、いろいろ感じることがありました。
劇中でもハルさんの絵日記の台詞に、「静かに見守っていて欲しいのに、なんで気持ちの中に土足で入ってくるんだろう」というものがありました。本当にその通りですね。
そういう無神経な人にだけはなりたくないものです。
また本作品では、夫婦でいっしょに人生を歩むとはどういうことか、ということを考えさせてもらえたと思っています。教会のシーンでの台詞は、本当に素敵でしたね。
最後のシーンの描写には疑問も(注文も)ありますが(笑)あまり目くじらを立てずにしましょう。このテーマをじんわりとやわらかく、ちょっとファンタジーですが等身大に描いたことに、この映画の価値があると私は思いますので。
それと、西武鉄道の黄色い電車が劇中何度も登場します!子どもの頃良く乗った色の電車で妙なノスタルジーを感じました〜(笑)
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いまごろですが、映画「コクリコ坂から」を観てきました。
今年7月から上映されている映画なので、すでにいろいろなブログやホームページで観た方の評価・感想がアップされていますが、観るまで一切の情報を入れないでおきました。
ただ、「良かったよ」という人と「やっぱり残念」という人が友人にいたので、はて、どうなのかな、と思って映画館に行ってきました。
すでに秋の新作映画がたくさん封切られていて、「コクリコ坂から」を上映する箱には10名程度のお客様しかいませんでした。(それでも、この時期にそれだけ居るのは凄いことなのかもしれません)
そして、直前に気がついたのですが、私にとっては初めて劇場スクリーンで観るスタジオジブリ作品でした。
映画の感想ですが。。。
私にとっては「良い映画」でした。
挿入歌もタイミング良く歌われ、さまざまに感情移入もしやすく、後半しばしば劇場の席で泣いてきました。涙もろい最近です(笑)
また、劇中に登場した「カルチェラタン」の色ガラスの描写は、以前訪れた五島福江の教会のステンドグラス(たとえば貝津教会)を思い出させてくれました。亡き父の生家があった島。
明治期に作られたガラスは手作りゆえのゆがみや気泡混入のため、太陽光を受けると独特の柔らかい光が差し込むのですよね。映画ではその描写があり懐かしくなりました。
劇中、わからない言葉・意味(何故主人公の名前が「海」なのに「メル」とも呼ばれているのか、信号旗の意味は?そもそも「コクリコ坂から」の「コクリコ」ってどういう意味?などなど)がたくさん出てきましたし、人間関係もなかなか理解するのに時間のかかる部分もありますが(おばあちゃんは、父方?母方?写真の三人と風間の養父との関係は?などなど)、あとで公式HPを見てある程度解決できました。
ガンダムなどでも劇中に謎の言い回しが多数でてきて、知っている人にしかわからない用語が頻出するときがありましたが、結局後で調べて理解するということもあったので、これも手法かと理解しています。
本作品は宮崎駿さんの息子さんが監督をされた二作目の映画とのこと。
私は彼の最初の作品を観ていませんので比較はできません。。。この映画はお父さんの宮崎駿さんが企画・脚本をしていますね。公式HPでの「メッセージ」で宮崎駿さんが覚え書きを書かれていますが、これを読むと映画「コクリコ坂から」は、彼が描きたかった世界観を実現したのではないかな、と感じました。
その主旨に賛同するかどうか、それは観た人の主観でいいと、私は思います。
最近、心や気持ちに打撃を与えたり、答えのない命題をつきつけて悶々とさせたり、絶望させるだけさせて「希望は自分で見つけて」的な突き放す映画が多いと感じています。
現実世界はたしかに厳しいし、甘くない。現実から少し離れてホッとしたいから映画を観たいと考えている私は、お金払ってまでそんな厳しい思いはしたくないので、あまり劇場に足を運んでいませんでした。
そんな流れと違い、少し気持ちがほんわかしたい時に観る映画として、今回観た映画「コクリコ坂から」などは良かったと思います。
大きなスクリーンと良い座席、良い音響で心が温かくなる映画を観ると、気持ちが軽くなります。また自分にとっての良作を見つけに劇場に行こうと思います。
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ただのオタク映画だと思っていたら、どっこい、学生群像的映画でした。
見終わった後は「あ〜、なんだかセント・エルモス・ファイヤーが観たくなった」とか思ってしまいましたよ(笑)
早口はいけないね。それと、人には「感謝の気持ち」を持たないと。
そんな教訓も感じさせられました。
それと、自分のことを利用しようとする人や、自分のことを「使用しよう」とする人などに、自分はどう対したらいいか、いつも考えていないといけませんね。
前者には、その甘い誘いに対して客観性をどこまで持てるか。また、第三者の友人や信頼できる人の目を通して物事を見られるかが必要ですね。
そして後者には。。。正当な使用/被使用の契約関係などがあれば、いいのかもしれませんね。
先週末、上司(女性)と仕事のあと、食事をとりながら話していた話題に「男はいつまで経ってもこどもだ」というものがありました。
※別にジェンダーの話しているのではなく、その「少年性」がいつまで経っても男性は抜けない、
という話しを、具体的な仕事の進め方や対人対応などの仕方から気になったね、という話していたのです。
今回、主人公はこの「少年性」が強い天才坊やに私は感じています。
だからこそ行動が予想できない。知っていることや出来ることを自慢し、人には対しては素直に謝れない。感謝しているのに、うまく表現できない。
そして、寂しがり。
付き合いにくい人ですよね。本人がそれを一番にわかっているくせに、それをどう解決したらよいかわからないから、ますます自分の殻に閉じこもる。悪循環。でも、(頭が良い以外は)僕に似ている。
わたしには、そんな風に感じました。
この映画、登場人物への感情移入は難しかったけれど、映画自体は良作でしたよ。
映像も良かったし。
今、観ておいて良い映画だと思います。
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GW最終日。雨。
ユナイテッド・シネマとしまえんで映画「GOEMON」を観てきました。
いやー、紀里谷ワールド全開でした(笑)
衝撃の『CASSHERN』から5年。普通の時代劇ではない、ゴールデンウィークに観てよかった娯楽映画でした。何だろう、勢いがある映画でしたね。
私的には猿飛佐助役のゴリさんが良かったですね。そのほかの配役も豪華でした。
大河ドラマファンの人には「おいおい」という物語展開だと思いますが、これくらいの極端な解釈があっても良いかもしれませんね。外国人から観た中世日本という切り口なのかな?
有名な釜ゆでのシーンは、昔の映画「梟の城」のシーンを思い出しましたよ。
先日、紀里谷監督が中学校時代に渡米した話をラジオでたまたま聞き、カメラマンから映像監督となった彼の撮ったこの映画を急に観てみたくなりました。
独特のセンスを持つ彼は、これからも魅力的な作品を作ってくれることでしょう。
ユナイテッド・シネマとしまえんでは他にもさまざまな映画をやっていました。
くれよんしんちゃんとコナンが満席。流石ゴールデンウィークです(笑)
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週末は恵比寿の東京都写真美術館で映画「ゼラチンシルバーラブ」を観てきました。
難しい映画でした。
で、この映画のキーワードは「ゆでたまご」
もの凄いものの暗喩です。主役の永瀬正敏さんはタイトルに書いた台詞をあるシーンでこの映画のヒロインである宮沢りえさん演じる「彼女」に投げかけます。
そのシーン、かなり壮絶であり切ない部分でした。
で、ゆでたまごです。
ゆでたまごってどうやって作っています?
わたしは2月から平日は会社に弁当を作って持って行っているのですが、ゆでたまごを作り置きしていることが多いんです。
で、ネットで検索して「上手なゆでたまごの作り方」的なものを探しては、試していました。
いわく、
「常温の生たまごを水から茹でて6分。後は余熱で」
「沸騰したお湯に冷蔵庫にある生たまごを入れ、7分。あとは冷水にさらす」
「お湯で15分」
などなど。。
で、どれも今ひとつ上手くいった感じがしないんですよ。黄身の感じとか、殻が上手く向けなかったりしたりとか。。
で、この映画「ゼラチンシルバーラブ」に出てきた茹で方(1個のゆでたまごを500mlの水できっちり12分30秒ゆでる。一秒でも誤差があってはだめ。12分30秒茹でたらすぐに冷水にさらし、殻をむく)でやってみました。
その結果。。
絶品ゆでたまごができました!すごい!
半熟の黄身と、つるんとした白身。映画に出てきたシズル感満載のゆでたまごが感性しました。思わず宮沢りえさんよろしく4口で食べてしまいました(笑)
これからは水加減を勉強して、この方法で美味しいゆでたまごを作ってみようと思います。
ちなみに。。。
映画で永瀬正敏さんが使っていたライカはM4だと思うのですが、レンズがわかりません。
メインはエルマリート28mmで、尾行の時はズミクロン35mmを使っているように見えたのですが、一度、天海祐希さんのお店に初めて行く際に付け替えていたレンズ、あれはスーパーアンギュロン21mmにも見えました(外付けファインダーもあったし)。
どなたか正解をご存じの方、いませんか?
で、あれだけ接写できるライカのオールドレンズって、なんなだろう?という疑問は。。愚問ですね(笑)
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お正月のテレビはあまり興味の持てる番組が少ないように感じています。スポーツも高校ラグビーくらいしかやっていないし・・・こんな時は買ったまま観てないDVDの鑑賞をしてみようと思い、書棚からこの作品を選びました。
正直な感想。お正月に観るには重かった(笑)
幼児期のトラウマを払拭するため、また、自分の目のハンディキャップを憂えた末の逃避とも取れるジャンキーへの堕落と音楽の天才としての成功。当時の黒人差別問題、女、金・・・
実はレイ・チャールズさんへの予備知識はほとんど持っていなかった私。全体の流れはこの映画でよく分かりました。光もすごく綺麗に感じられます。主演のジェイミー・フォックスさんも熱演だったと思います。ただ・・・
お正月はもっと、こう、わくわくする気持ちとか、ほんわかする気持ちとか、明日はもっとがんばってやろう!と思わせる気持ちの高揚感とか、なんか欲しくなりませんか?この映画自体は良い作品なんだと思います。T.P.O.がわるかったようです。
うーん。「アポロ13」か「ライトスタッフ」でもこれから観ようかなぁ。。。
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素敵な映画を紹介してもらった。
タイトルを日本語訳してみると「翻訳による失われたモノ」となるが、そういう訳では無い、もっと人間としての根源的なものを感じた。
「起きているかい?」と声をかけたビル・マーレイの行動から始まる一連の“ベットシーン”はこの映画の一番のポイントだったと思う。不器用に想いを通わせる二人のしぐさがタイトルのLost in Translationの本当の意味なのかもしれない、と感じた。
別れのシーンはまた印象的だった。想いを伝えることのいじらしさ。せつなさ、もどかしさを感じる名シーンだったと思う。ここの好き嫌いでこの映画の価値判断があるのかもしれないと思います。
その情景を演出していたのは、撮影された映像の美しさと音楽の巧みさだったと思います。光、色、空間感覚。「素敵だ」と感じる演出でした。
DVDには、映画の舞台となった東京の各地の地図が一覧表で確認することができます。私が興味を持った舞台は2箇所。宿泊先となったパーク・ハイアット東京と、バルーンの中に花火の映像を入れたクラブのシーン。本当に綺麗な映像でした。
人に想いを伝えることは本当に大変。だからこそ伝えられたと感じられたときの嬉しさはこの上ない。
このDVDを紹介してくれた友に心から感謝。
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人権週間記念 講演と映画のつどい という催しを会社で紹介していたので、参加してみました。講演は歌手の千葉紘子さん。1時間半もお話できる話力(と最後の歌唱力)の力強さを感じました。
そして映画鑑賞。作品は原作を読んでボロボロ泣いた「明日の記憶」です。
※じつはこの映画、ちょこっとだけ制作にご協力させていただきました。
原作も良かったのですが、俳優陣の演技が本当に素晴らしかった映画でした。
キャストみなさんについて書こうかと思って書いていたのですが、やはりこれは私の胸の中にとどめておきます。
ともかく本当に素晴らしい映画でした。久しぶりに骨太の映画を観た清々しい感触が残っています。
怖いテーマではありますが、人はみんな一人では無いんだ、ということを実感させてくれる良い作品です。必見かと。
(C)2006「明日の記憶」製作委員会
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こちらにある画像をお借りしています。
隣町にあるDVD/CD専門店で時間をつぶしていたときに3巻購入したDVDのひとつ。
昔読んでいたボクシング漫画「リングにかけろ」で、ドイツ戦の時にこの「オデッサ・ファイル」という名前が出てきましたが、原作も映画も知りませんでした。
1963年のケネディ大統領暗殺事件の頃のドイツを舞台にした内容だったんですね。ストーリーはかなりディープな内容。ラストシーンは決して予定調和や熱血漢・正義感だけではない展開で見応えがありました。
もう2本DVDがありますので、しばらくは楽しめそうです。
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